これから注目されるのは防犯カメラ

次男の出産を機に新築一軒家を購入しました。

いよいよ完成し、住宅メーカーから桐箱に入れられた我が家の鍵を受け取ったとき、感動と共に、数の多さに驚きました。


正面玄関、勝手口、車庫と家をつなぐ引き戸、2台分のガレージについたシャッター用という5種類がすべて3つずつ、計15個ものキーが渡されたのです。
そのうち、シャッターの鍵は滅多に、というよりもかけたことはなく、キーホルダーに一応ぶらさげてあるだけでした。それでも4種類の鍵を駆使しながらの生活が始まり、ウキウキしていました。夫と私のキーホルダーは、それぞれの車2台分のキーもついていましたから、スマートさのかけらもなく、ジャラジャラと重く存在感がありすぎるものでした。

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新築での生活が始まって10年目を迎えた頃、転勤の辞令がおりて引越をしなければならなくなり、5年間ほど家を空けることになりました。
せっかく購入しローンを完済したばかりの愛着ある我が家なので、時々戻ってこられるようにと、人に貸すことはしませんでした。

そこで、しっかり戸締まりをしようと、初めて取り出したのがガレージのシャッターのキーです。

しかし、10年間、一度も差し込まなかった鍵穴はさび付き、いくら押し込もうと頑張ってもまるで入りません。

引越云々で忙しく、またお金がかかる時期に、シャッターを取り替える気にもなれず、涙を飲んでそのままにしてきました。

現在住む社宅は、子ども達も口をあんぐり開けて言葉も出ないほどの古さです。

毎年増加してゆく防犯カメラに関する情報について、かしこい使い方を解説します。


渡された鍵は、1つだけでした。

もちろん玄関用ですが、一応勝手口はあるものの、閉められたままで、鍵自体が存在しないのです。

新しい赴任地での生活用にと買った夫と私のキーホルダーには、ホームセンターで、500円で作った社宅の玄関用のスペアキーが寂しく1つぶら下がっているだけです。


私のバッグには、しばらく使うことのない現在空き屋のジャラジャラしたキーホルダー、そして一度も使うことなく役目を終えたシャッターの鍵、あと数年お世話になるちょっと貧相な社宅の鍵がいつも入っているのです。